よう、相棒!ゴリライダーだ。見逃せないニュースが飛び込んできたぞ。世界最古のモーターサイクルブランド、ロイヤルエンフィールドが2026年モデルの「GOAN CLASSIC 350(ゴアン クラシック350)」を発表。2026年7月23日(木)から予約受付がスタートし、7月31日(金)に発売される。
「ボバースタイルの見た目が刺さる」「兄弟車のCLASSIC 350とどっちを買えばいいんだ?」——気になってる人は多いはずだ。しかも今回のモデルチェンジ、単なるカラー変更じゃない。アシスト&スリッパークラッチという実用面でデカい装備が新たに追加されている。
この記事を読めば、以下のことが全部わかる。
- 2026年モデルの価格・スペック・発売スケジュール
- 旧型(2025年モデル)から何が変わったのか、値上げ分は納得できるのか
- 兄弟車CLASSIC 350、そして350ccシリーズ4機種との違い
- シート高750mmの足つきの良さが、どんなライダーに効くのか
- 車検を含めたリアルな年間維持費
- 必要な免許、保証内容、購入前に絶対チェックすべきポイント
数字はロイヤルエンフィールドジャパンの公式サイトと複数のバイク専門メディアを突き合わせて確認してある。じっくり見ていこうか。
まずは3行で!GOAN CLASSIC 350 2026年モデルの発表まとめ
忙しい人のために、今回の発表を最短でまとめておくぞ。
- スケジュール:2026年7月23日(木)予約受付開始 → 2026年7月31日(金)発売
- 価格(税込):Baseグレード 800,800円/Topグレード 808,500円
- 最大の変更点:アシスト&スリッパークラッチを新採用。加えてUSB Type-Cポートが急速充電対応にアップグレード
GOAN CLASSIC 350は2025年9月に日本で受注が始まったモデルなので、デビューからおよそ1年での初アップデートということになる。マイナーチェンジの位置づけだが、追加装備は「毎日乗る人ほどありがたみを感じる」タイプだ。
ちなみに2026年7月は新型ラッシュで、国産勢でも丸目LED化したスズキ Vストローム250や日本初導入のカワサキ Z650Sが話題をさらっている。ミドルクラス選びで悩んでいる人は合わせて比較検討してみてくれ。
【最大の変更点】アシスト&スリッパークラッチ新採用で何が変わる?
今回のマイナーチェンジ、最大のトピックは間違いなくこれだ。アシスト&スリッパークラッチ。名前は聞いたことがあっても「で、結局どう嬉しいの?」って人のために、初心者にもわかるようにかみ砕いていくぞ。
アシスト機構:クラッチレバーがグッと軽くなる
アシスト機構は、エンジンの駆動力がかかっているときにクラッチ板同士を「より強く押し付ける」方向に働く仕組み。強く押し付けられる分クラッチスプリングを弱くできるので、ライダーが握るクラッチレバーの操作力が大幅に軽くなる。
これ、街乗りメインの人ほど恩恵がデカい。信号だらけの市街地では、クラッチを握る回数は1回のツーリングで軽く数百回にのぼる。左手の疲労は集中力の低下に直結する。クラッチの重さはハーレー乗りにとっても長年の悩みのタネだが、メーカーが最初から軽くしてくれるならそれに越したことはない。
スリッパー機構:シフトダウンのギクシャクと後輪ホッピングを抑える
もう一方のスリッパー(バックトルクリミッター)機構は逆の状況で効く。高い速度から強引にシフトダウンすると、後輪側からエンジンを回そうとする力=バックトルクが発生する。単気筒は圧縮が大きくエンジンブレーキも強いのでショックが出やすく、ひどいと後輪が跳ねる「ホッピング」が起きる。スリッパークラッチはバックトルクが一定を超えるとクラッチを意図的に滑らせ、ショックを逃がしてくれる。
つまり加速時はアシスト機構でクラッチが軽く、減速時はスリッパー機構がショックを吸収する。中型デビューする初心者にとっては「シフトダウンでガクンとなるのが怖い」という一番のつまずきポイントを機械が吸収してくれるわけで、安心材料としてかなり大きいぞ。
もうひとつの変更点:USB Type-Cが急速充電対応に
地味だが実用性の高いアップデートがこれ。旧型からUSB Type-Cポート自体は付いていたが、2026年モデルでは急速充電に対応した。ツーリング中はスマホをナビとして使いっぱなしで電池の減りが早い。走りながら充電が追いつくかは快適さに直結する。ナビが道中でバッテリー切れになった経験がある人なら、この改良のありがたみはわかるはずだ。日帰り・宿泊別の装備選びはツーリング初心者の持ち物リスト完全ガイドにまとめてある。
GOAN CLASSIC 350 スペック早見表(2026年モデル)

公表されているスペックを整理しておこう(ロイヤルエンフィールドジャパン公式サイトおよび専門メディアの発表内容に基づく)。
エンジン関連
- エンジン形式:空冷4ストローク単気筒SOHC
- 総排気量:349cc
- 最高出力:14.9kW(20.2PS)/6,100rpm
- 最大トルク:27N・m/4,000rpm
- 変速機:5速リターン
- 燃料タンク容量:13L
エンジンは350ccシリーズ共通の「Jシリーズ」ユニット。20.2PSは控えめに見えるが、このバイクの魅力は最高出力じゃない。4,000rpmという低い回転数で27N・mの最大トルクが出るところにある。街中の速度域でアクセルを開ければ、ドコドコとした鼓動とともにグッと前に出る。回して速さを絞り出すのではなく、低回転から余裕で走るタイプだ。
車体・寸法
- 全長×全幅×全高:2,150×825×1,200mm
- 軸間距離(ホイールベース):1,400mm
- 最低地上高:170mm
- シート高:750mm
- 装備重量:197kg
注目はシート高750mm。ロイヤルエンフィールドの現行ラインナップで最も低い数値だ。ホイールベース1,400mmの長さも直進安定性に効く。一方、装備重量197kgは軽くない。押し引きでは相応の重さを感じるはずだが、重心が低いぶんまたがってしまえば数値ほど気にならないという評価が多い。
足回り・ブレーキ
- タイヤ(前):100/90-19 63P
- タイヤ(後):130/90-16 74P
- ホイール:チューブレス対応スポークホイール
- ブレーキ(前):φ300mm シングルディスク
- ブレーキ(後):φ270mm シングルディスク
- ABS:前後標準装備
前19インチ・後16インチという組み合わせがこのバイクの個性そのものだ。リアが小径なぶん車体後方が下がり、ボバーらしい「尻下がり」のシルエットが生まれる。標準装備のホワイトリボンタイヤと合わせ、ノーマルのままで「作り込んだ感」が出る。
地味に効いているのがチューブレス対応のスポークホイール。クラシックなスポークホイールはチューブタイプが多く、パンクすると一気に空気が抜けて危険だし修理も面倒だ。チューブレスなら修理キットで応急処置できる場面が多い。
価格・カラーバリエーション
- Baseグレード:800,800円(税込)/Shack Black、Purple Haze
- Topグレード:808,500円(税込)/Rave Red、Trip Teal
グレード間の差はわずか7,700円。カラーの好みで選んで問題ないレベルだ。日本仕様は全車タンデムシートが標準装備される点も覚えておこう(海外仕様はシングルシート状態の写真が多いので混同しないように)。
旧型(2025年モデル)との違いを比較!約5万円の値上げは”買い”か
ここが一番気になるところだろう。2025年モデルと2026年モデルを並べてみる。
- 2025年モデル:Base 749,100円/Top 755,700円(2025年9月18日受注開始)
- 2026年モデル:Base 800,800円/Top 808,500円(2026年7月23日予約開始)
- 差額:Baseで51,700円、Topで52,800円のアップ
約5万円強の値上げ。対価として得たのはアシスト&スリッパークラッチとUSB急速充電対応の2点で、エンジン特性や車体寸法といった基本骨格は変わっていない。「見た目もスペックも同じなのに」と感じる人もいるだろうが、アシスト&スリッパークラッチは後付けできる装備じゃない。社外品でキットを組めば部品代と工賃で数万円〜十万円コースはザラだし、保証の扱いも面倒になる。
俺の見立てはこうだ。新車を検討中なら2026年モデル一択。毎日握るパーツが5万円で確実に良くなるなら元は取れる。一方旧型の在庫車や中古が値引き込みで安く出ているならそちらも十分アリだが、「スリッパークラッチが付いていない」点は将来の下取り時にも効いてくる可能性がある。旧型狙いなら複数店に問い合わせて条件を並べるのが確実だ。
そもそもGOAN CLASSIC 350ってどんなバイク?ボバースタイルの成り立ち
名前の「GOAN(ゴアン)」は、ヒッピーカルチャーの聖地として知られるインド西海岸のリゾート地ゴア(Goa)に由来する。ビーチ沿いを気ままに流す——そんな空気感を形にしたのがこのモデルだ。ベースは看板モデルのCLASSIC 350で、そこに以下の「ボバー」的な味付けが施されている。
- ミニ・エイプハンドル:エイプハンガーの控えめ版。極端に高くないので腕が疲れにくい
- リア16インチ化:車体後方を下げ、どっしりとした低い構えを作る
- ホワイトリボンタイヤ:タイヤサイドの白いラインで一気にヴィンテージ感が出る
- ビビッドなカラーリング:Purple HazeやTrip Tealなど、日本車にはまず見られない色使い
ボバーとは1940〜50年代のアメリカで量産車の余計な部品を削ぎ落とし(bob=切り詰める)軽く速くしたカスタム文化のこと。「カスタムしなくても完成している」——これがこのバイクの一番の価値だと俺は思っている。
CLASSIC 350とどっちを買う?兄弟車との違いを徹底比較

検討している人が必ずぶつかる壁がこれ。GOAN CLASSIC 350とベース車のCLASSIC 350、どっちを選ぶべきか。主要な違いを並べてみよう。
- 価格:GOAN 800,800円〜 vs CLASSIC 699,600円〜(差額 約10万円)
- シート高:GOAN 750mm vs CLASSIC 805mm(差 55mm)
- 装備重量:GOAN 197kg vs CLASSIC 195kg(ほぼ同等)
- タイヤ:GOAN 前19/後16インチ vs CLASSIC 前19/後18インチ
- ハンドル:GOAN ミニ・エイプ vs CLASSIC 標準的なアップハンドル
- キャラクター:GOAN はボバー/シティクルーザー、CLASSIC はストレートな英国クラシック
エンジンは共通の349cc・20.2PS/27N・mなので、走りの根っこは同じ。選択の分かれ目は「見た目の方向性」と「足つき」、そして「約10万円の差をどう見るか」の3点だ。
GOANを選ぶべき人は、他人と被らない個性的な一台が欲しい人、身長に不安があり足つきを最優先したい人、ローポジションでゆったり流すクルーザー的な乗り方が好みの人、ホワイトリボンタイヤとビビッドカラーの世界観に惚れた人。
CLASSICを選ぶべき人は、予算を10万円抑えて装備やカスタムに回したい人、正統派の英国クラシックスタイルが好きな人、タンデムやロングツーリングが多く素直なポジションが欲しい人、落ち着いたカラーから選びたい人(CLASSICはグレード・色数が非常に豊富)。
ひとつ注意。2026年7月時点でアシスト&スリッパークラッチが確認できているのはGOAN CLASSIC 350の2026年モデルだ。他モデルの装備は年式で変わる可能性があるので、比較時は必ずその年式の最新スペックをディーラーで確認してほしい。
350ccシリーズ4機種を横断比較!GOAN/CLASSIC/METEOR/HUNTER早見表
ロイヤルエンフィールドの350ccシリーズは、同じエンジンを積みながらキャラクターがまるで違う。日本で買える主要4機種を並べておくぞ(価格は税込・グレードにより幅あり)。
- GOAN CLASSIC 350:800,800円〜808,500円/シート高750mm/197kg/前19・後16インチ/キャラクター=ボバー・シティクルーザー
- CLASSIC 350:699,600円〜777,700円/シート高805mm/195kg/前19・後18インチ/キャラクター=正統派クラシック
- METEOR 350:762,300円〜795,300円/シート高765mm/191kg/前19・後17インチ/キャラクター=クルーザー・長距離向け
- HUNTER 350:650,100円〜660,000円/シート高790mm/181kg/前後17インチ/キャラクター=軽快なロードスター
読み取れることを整理すると、最も安く軽いのはHUNTER 350(前後17インチ・181kg、街中で一番現代的な乗り味)、足つき最優先ならGOAN(750mmはシリーズ最低で他3機種より15〜55mm低い)、ロングツーリング重視ならMETEOR 350(純正アクセサリーも充実)、コスパと定番感ならCLASSIC 350(グレード展開が広い)となる。
面白いのは、同じエンジンでもホイール径・ハンドル位置・シート高の組み合わせだけでここまで別のバイクになるということ。試乗できるなら最低2機種は乗り比べてほしい。
シート高750mmの足つき性 —— 小柄なライダーにこそ刺さる理由
GOAN CLASSIC 350の最大の武器のひとつが、シート高750mmという数値だ。これがどのくらい効くのか、具体的に見ていこう。
日本で人気の中型バイクのシート高はおおむね780〜810mm前後。750mmはそこから30〜60mmほど低い。「たった3〜6cm」と思うかもしれないが、信号待ちで両足がベタッと着くかつま先立ちかの境目はまさにこの数センチだ。しかも単純に低いだけじゃない。
- リア16インチによる低い車体後部:座ったときの位置そのものが低い
- ミニ・エイプハンドル:前傾せずまっすぐ座れるので腰が安定し、足を下ろしやすい
- 低重心:197kgという重量でも停車時に「グラつく怖さ」が出にくい
実際、YouTubeでは身長145cm前後の女性ライダーによる足つきチェック企画が公開されており、小柄なライダーからの関心の高さがうかがえる。「見た目はゴツいのに乗ると意外にフレンドリー」というギャップが、このバイクの評価を押し上げているようだ。
ただし忘れちゃいけないのが197kgという装備重量。足つきが良くても、駐輪場に押して入れる、傾斜地でUターンするといった場面では素直に重い。足つきの良さと取り回しの軽さは別問題だ。実車にまたがるだけでなく、押し引きも試させてもらってから判断してほしい。
気になる年間維持費は?税金・保険・車検・消耗品を実額でシミュレーション

速報系の記事ではほとんど触れられないが、実は購入判断で一番大事なところだ。GOAN CLASSIC 350は排気量349cc。251cc以上なので車検が必要な「小型二輪」区分になる。250ccからのステップアップを考えている人は、この違いを必ず理解しておこう。
① 軽自動車税(種別割)
250cc超のバイクにかかる軽自動車税(種別割)は年額6,000円。毎年4月1日時点の所有者に課税され、5月ごろに納付書が届く。新車登録から13年超で重課の対象となる自治体もある。
② 自賠責保険(強制保険)
251cc以上のバイクの自賠責保険料は24か月契約でおよそ8,760円(沖縄県・離島を除く)。年額に直すと約4,380円。契約期間が長いほど1年あたりの単価は安くなる。
【注意】自賠責保険料は改定されることがあり、2026年11月から251cc以上・24か月契約で880円程度の引き上げが予定されているという情報がある。契約時点の正確な金額は、必ず保険会社や販売店で確認してほしい。
③ 任意保険
年齢や等級、補償内容で大きく変わるが、年額でおおむね3万〜6万円が一般的な目安。対人・対物無制限は最低条件として、80万円クラスの新車なら車両保険や弁護士費用特約、ロードサービス特約も検討する価値がある。
④ 車検費用
新車の初回車検は登録から3年後、以降は2年ごと。費用は依頼先で大きく変わり、ユーザー車検(陸運局に自分で持ち込み)なら法定費用中心で2万円前後〜、バイク店・量販店なら4万〜6万円前後、正規ディーラーで点検整備込みなら6万〜9万円前後が目安。2年に1回の出費なので年額に均すと1万〜4万5,000円程度だ。内訳や節約のコツはバイクの車検費用はいくら?相場の内訳とユーザー車検で安く抑えるコツで詳しく解説している。
⑤ ガソリン代
公式の燃費値は明示されていない。仮に実燃費30km/L、ガソリン175円/Lとすると、年間3,000kmで約17,500円、5,000kmで約29,000円、10,000kmで約58,000円。あくまで仮定に基づく計算で、実燃費は走り方・積載・季節で簡単に上下する。タンク容量13Lなので、満タンからの航続距離は350〜400km前後が期待できる計算だ。
⑥ 消耗品・メンテナンス費用
- エンジンオイル交換(年2回想定):年12,000〜20,000円
- タイヤ交換(前後、15,000〜20,000kmごと):年換算15,000円前後
- チェーン・スプロケット、ブレーキパッド、バッテリーなど:年10,000円前後
空冷単気筒でシンプルな構造だから、オイル交換やチェーン調整はDIYでも取り組みやすい。ただし電装系やエンジン内部は迷わずプロに任せること。頻度と項目はバイクメンテナンス、初心者はどのくらいの頻度でやるべき?にまとめてある。
⑦ 年間合計の目安
年間5,000km走行、任意保険4万円、駐車場代なしの条件でざっくり足すと、車検のない年は約11万〜13万円(月あたり約9,000〜11,000円)、車検のある年で約13万〜18万円(月あたり約11,000〜15,000円)。これに駐車場代(都市部なら月5,000〜15,000円)が乗る人もいる。350ccクラスとしては標準的な水準で、ハーレーのような大型車に比べればかなり抑えられる。比較の物差しとしてハーレーの維持費は年間いくら?も見てみると規模感がつかめるはずだ。
必要な免許は?普通二輪免許(限定なし)が必要
GOAN CLASSIC 350の排気量は349cc。運転に必要な免許を整理しておこう。
- 普通自動二輪車免許(限定なし):◎ 運転できる(排気量400cc以下が対象)
- 大型自動二輪車免許:◎ 運転できる
- 普通自動二輪車免許 AT限定:× 運転できない(5速マニュアル車のため)
- 普通自動二輪車免許 小型限定:× 運転できない(125cc以下が対象)
- 原付免許:× 運転できない
要するに「中免(限定なし)」があればOK。高速道路も二人乗りも問題ない(二人乗りは免許取得から1年以上経過などの条件あり)。将来的に大型へ乗り換える可能性があるなら、費用と期間の比較を大型バイク免許の費用と期間は?で確認してみてくれ。
保証・アフターサービスと、購入前に確認したいこと
輸入車を買うときに一番不安なのは「壊れたらどうするの?」だよな。正直に書いておく。
まず保証。正規販売店や複数の専門メディアの情報によれば、日本で正規販売される新車には3年間・走行距離無制限のメーカー保証が付帯するとされる(消耗部品・油脂類、過失による故障は対象外)。国産4メーカーの標準保証が2年であることを考えると手厚い部類だが、条件は変更されうるので契約前に必ず正規ディーラーで最新内容を確認してほしい。
次にディーラー網。日本総代理店はピーシーアイ株式会社(PCI)で、近年は正規販売店が全国に拡大しているが、国産メーカーのように「どの街にもある」レベルではない。通える範囲に正規ディーラーがあるかは、購入前に必ずチェックすべき最重要ポイントだ。輸入車は部品の取り寄せに時間がかかる場面もあり、相談できる店が近いかで満足度がまるで変わる。
「ロイヤルエンフィールドは壊れる」という評判は旧世代エンジン時代の話が尾を引いている面が大きく、現行のJシリーズ世代は品質が大きく改善されたという評価が主流だ。とはいえオーナー自身が定期的に手をかけてやる前提の乗り物であることは変わらない。
あと、この手の”目立つバイク”で忘れちゃいけないのが盗難対策。バイク盗難対策グッズおすすめ11選を参考に、納車と同時にロック類を用意しておこう。
購入前チェックリスト10項目
予約を入れる前に、この10項目を確認しておいてくれ。
- ① 通える範囲に正規ディーラーがあるか——整備・保証対応の起点。最優先で確認
- ② 実車にまたがったか——750mmでも股下寸法や体格次第で印象は変わる
- ③ 押し引きを試したか——197kg。駐輪スペースの傾斜や段差との相性を確認
- ④ 車検が必要な区分だと理解しているか——250ccからの乗り換えなら出費が増える
- ⑤ 年間維持費を試算したか——駐車場代を含めて月あたりいくらか出しておく
- ⑥ 免許区分は足りているか——AT限定・小型限定では乗れない
- ⑦ 納期を確認したか——人気カラーは待ちが出る可能性がある
- ⑧ 諸費用込みの総額を出してもらったか——登録費用・自賠責・納車整備費が加算される
- ⑨ 任意保険の見積もりを取ったか——年齢条件次第で想定より高くなることがある
- ⑩ 盗難対策の予算を確保したか——ロック・アラーム・カバーで2万〜5万円程度
特に⑧は要注意。車両本体80万800円でも乗り出し総額は85万〜90万円程度になるケースが多い。予算はそこを前提に。
YouTube・SNSでの反響とゴリライダーの見立て
ゴリライダーはYouTubeでもモトブログを配信している立場から、SNS側の動向も調べてみた。正直に、わかったことだけ書く。YouTubeでは日本語のGOAN CLASSIC 350関連動画が複数確認でき、伸びている切り口は次の4パターンだ。
- 「見た目に反して乗りやすい」というギャップ訴求のインプレ——外観と乗り味の落差がフック
- 小柄なライダーによる足つきチェック企画——身長145cm前後での検証動画もある
- 「忖度なし本音レビュー」系——気になる点も包み隠さず語るスタイル
- CLASSIC 350との比較・乗り換え検討のロングタームレビュー——兄弟車比較のニーズが強い
一方Instagramは公式アカウント(@royalenfield_japan)がフォロワー2万人規模で情報発信していることは確認できたが、本モデルに特化したハッシュタグの投稿数や人気傾向といった定量データは確認できなかった。TikTokもロイヤルエンフィールド関連のツーリング動画のページはあるものの、短尺動画の傾向を示す確かな情報は見つけられなかった。推測で語るのはフェアじゃないので正直に書いておく。
踏まえたゴリライダーの見立てはこうだ。これは「スペックで選ばれるバイク」ではなく「写真で一目惚れして選ばれるバイク」。そして2026年モデルは、その”見た目で選んだ人”が乗り始めてから引っかかりがちな「クラッチが重い」「シフトダウンがギクシャクする」を機械の力で解消してきた。見た目で買っても後悔しにくくなった——それが今回のアップデートの本質だと俺は見ている。
よくある質問(FAQ)
Q1. 初心者でも乗れますか?
A. 十分に乗れる。シート高750mmで足つきが良く、エンジンも低回転からトルクが出る扱いやすいタイプ。2026年モデルはクラッチも軽い。ただし197kgは軽くないので押し引きには慣れが必要だ。
Q2. 高速道路は走れますか?長距離は疲れませんか?
A. 349ccなので高速走行は法規上まったく問題ない。ただし空冷単気筒20.2PSと風をまともに受けるポジションを考えると高速巡航が得意とは言えない。長距離を淡々と走るなら同じ350ccシリーズでもMETEOR 350のほうが適性が高い。
Q3. 車検はどのくらいの費用がかかりますか?
A. 新車は初回3年、以降2年ごと。ユーザー車検なら2万円前後から、バイク店依頼で4万〜6万円前後、正規ディーラーで点検整備込みなら6万〜9万円前後が目安。輸入車は部品の取り寄せに時間がかかることもあるので早めの予約を。
Q4. 旧型(2025年モデル)が安く買えるならそちらでもいいですか?
A. 条件次第では十分アリだ。基本骨格は同じで、違いはアシスト&スリッパークラッチとUSB急速充電の有無。ただしクラッチ周りの改良は日常での体感差が大きく後付けも現実的ではない。差額が3万円以内なら新型のほうが満足度は高いというのが俺の意見だ。
Q5. ロイヤルエンフィールドって壊れやすいんじゃないですか?
A. そのイメージは旧世代エンジン時代の評判が尾を引いている面が大きい。現行のJシリーズ世代は品質が大きく向上したという評価が主流で、正規販売の新車には3年・走行距離無制限のメーカー保証が付帯するとされる。とはいえ定期点検とオイル管理は必須だ。
Q6. GOANとCLASSIC、結局どっちが正解ですか?
A. 足つきに一抹でも不安があるならGOAN(55mm差はデカい)。予算を10万円抑えたい、正統派クラシックが好きならCLASSIC。写真を見比べて「こっちだ」と直感が働いたなら、その直感に従うのが一番後悔しない。
まとめ:GOAN CLASSIC 350(2026年モデル)はこんな人におすすめ
最後に要点を整理しておこう。
- 2026年7月23日(木)予約開始、7月31日(金)発売。税込800,800円(Base)/808,500円(Top)
- 最大の変更点はアシスト&スリッパークラッチの新採用。USB Type-Cも急速充電対応に
- 旧型からの値上げは約5万円。後付けできない装備の対価と考えれば妥当なライン
- シート高750mmはラインナップ最低。小柄なライダーの強い味方
- 349ccなので車検が必要な区分。年間維持費は約11万〜18万円が目安
- 必要な免許は普通二輪(限定なし)以上。AT限定・小型限定では乗れない
おすすめできるのは——人と被らない一台が欲しい人、身長に不安があって足つきの良いバイクを探している人、飛ばすより景色を眺めてのんびり流すのが好きな人、最初から完成された世界観を手に入れたい人。
逆に向かないのは——高速の長距離巡航がメインの人、スペック競争を楽しみたい人、近くに正規ディーラーがない人、押し引きの軽さを最優先したい人(197kgは軽くない)。
俺自身は普段ハーレーやCBR1100XXを転がしている人間だが、こういう「排気量じゃないところで勝負してくる」バイクは大好物なんだ。20.2PSで人の心を動かせるバイクって、そう多くない。夏本番のこの時期、実車を見にディーラーへ走るならバイクの熱中症対策もぬかりなくな。それじゃ、また次の記事で会おう!


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