【新型】KTM 390 DUKE(2026年モデル)を徹底解説!自社開発WPブレーキ採用・82万9000円のスペックと旧型との違いまとめ

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目次

結論:2026年型390 DUKEは「価格据え置きでブレーキだけ別物」になった一台

よう、ゴリライダーだ。バイクのことなら俺に任せろ!今回はKTMから飛び込んできたホットなニュース、新型「390 DUKE」2026年モデルを丸ごと解説していくぜ。

先に結論から言っちまうと、今回のモデルチェンジのキモはこの3つだ。

  • 価格は82万9000円(税込)で据え置き。2025年モデルから1円も上がっていない
  • にもかかわらず、ブレーキがKTMグループ自社開発の「WPブレーキシステム」に全面刷新された
  • エンジン・車体・スタイリングは2024年に一新された完成度の高い仕様をそのまま継承

正直に言うと、値上げラッシュが当たり前になったこのご時世に「価格そのまま、中身は上級化」ってのはかなり珍しい。しかも上がったのがブレーキという、走りの安心感に直結する部分だ。ここを分かってるかどうかで、このモデルチェンジの評価はガラッと変わる。

この記事では、発表内容とスペックの整理から始まって、新型WPブレーキが何をもたらすのか、旧型との違い、398.7ccという排気量が日本でどういう扱いになるのか(ここ、ハマる人が多いポイントだ)、リアルな年間維持費、ライバル車との比較、購入前チェックリストまで一気に解説する。読み終わる頃には「自分が買うべき一台かどうか」がハッキリするはずだ。

KTM 390 DUKE(2026年モデル)の発表内容まとめ|価格・発売時期

まずは発表された事実関係を整理しておこう。KTMジャパンが国内導入を明らかにした2026年モデル「390 DUKE」の基本情報がこれだ。

  • モデル名:KTM 390 DUKE(2026年モデル)
  • メーカー希望小売価格:82万9000円(消費税10%込み)
  • 発売予定時期:2026年7月
  • カラー:ブラック、ブルーの2色展開
  • 製造国:インド
  • 保証:条件付きで最長4年間
  • 主な変更点:自社開発の新型WPブレーキシステムを採用

「DUKE(デューク)」はKTMのストリートファイター系ネイキッドに与えられる伝統的な車名で、125から1390まで幅広い排気量帯に展開されている。その中で390 DUKEは、日本の普通二輪免許で乗れるサイズに収まりながら本格的なスポーツ性能を持つ、いわば「入口にして本気」なポジションのモデルだ。

ちなみに製造がインドというのは不安要素に見えるかもしれないが、これはKTMとインドのバジャジ社との長年の提携によるもので、125〜400ccクラスのKTMはこの体制で世界中に供給されている。生産台数が多いからこそこの価格と品質が成立している、と考えたほうが実態に近い。むしろ世界的に見れば、このクラスのKTMは膨大なユーザー数を抱える超メジャー車種なんだ。

なお「条件付きで最長4年保証」というのは輸入車としてはかなり手厚い部類だ。輸入車=保証が短くて維持が怖い、というイメージを持っている人ほど、ここは確認しておく価値がある。

390 DUKE(2026年モデル)スペック早見表

数字が並ぶと眠くなるって人もいるだろうから、先に「読み方」を書いておく。このバイクは45PSを165kgで振り回すという一点に尽きる。ここを頭に入れてから表を見てくれ。

エンジン系スペック

  • エンジン形式:水冷4ストロークDOHC単気筒(LC4c)
  • 総排気量:398.7cc
  • 最高出力:33kW(45PS)/8,500rpm
  • 最大トルク:39Nm/7,000rpm
  • 変速機:6速リターン

車体系スペック

  • フレーム:スチール製トレリスメインフレーム+アルミダイキャスト製サブフレームの2ピース構造
  • ホイールベース:1,357mm
  • シート高:820mm
  • 車両重量:165kg(燃料込み)
  • 燃料タンク容量:約15L
  • タイヤサイズ:フロント110/70 R-17、リア150/60 R-17

足まわり・ブレーキ

  • フロントフォーク:43mm WP APEXオープンカートリッジ(圧側・伸側それぞれ5段階調整可能)
  • リアショック:スプリットピストン式(伸側・プリロード調整可能)
  • フロントブレーキ:320mmディスク+WP FCR4 4ピストンラジアルマウントキャリパー
  • リアブレーキ:240mmディスク+WP RCF4 シングルピストンキャリパー

電子制御・装備

  • 5インチフルカラーTFTディスプレイ
  • ライドモード(STREET / RAIN / TRACK)
  • コーナリングMTC(モーターサイクル・トラクション・コントロール)
  • スーパーモトABS(リアのABSを解除できるモード)
  • ローンチコントロール
  • オートキャンセラー付きウインカー

初心者向けに補足しておくと、「コーナリングMTC」ってのは、車体の傾き(バンク角)をセンサーで検知して、寝かせている最中でも滑り出しを抑えてくれるトラクションコントロールのことだ。単に前後の回転差を見るだけの旧世代とは別物で、以前は大型スーパースポーツにしか付いていなかった装備だと思ってくれていい。それが80万円台のバイクに乗っているんだから、時代は変わったもんだ。

最大の進化点:自社開発「WPブレーキシステム」は何がすごいのか

バイクのブレーキディスクとラジアルマウントキャリパーのイラスト

ここが今回のモデルチェンジの本丸だ。じっくり行くぞ。

WPって何者?

WP(ダブリューピー)は、KTMグループ傘下のサスペンションメーカーだ。KTMに乗ったことがある人なら「WP APEX」「WP XPLOR」といった名前をフォークやショックで見たことがあるはずだ。モトクロスやエンデューロの世界では超一流ブランドとして知られている。

そのWPがついにブレーキまで手掛けた、というのが今回のニュースだ。従来の390 DUKEは他社製ブレーキを採用していたが、2026年モデルでは前後ともWP製に置き換わった。

採用されたブレーキの中身

  • フロント:320mmの大径ディスク + 新開発「WP FCR4」4ピストンラジアルマウントキャリパー
  • リア:240mmディスク + 新開発「WP RCF4」シングルピストンキャリパー

ここも用語を補足しておく。「ラジアルマウント」とは、キャリパーをフォークに対して縦方向のボルトで留める取り付け方式のこと。従来の横留め(アキシャルマウント)よりキャリパー自体の変形が少なく、レバーを握った力がダイレクトに効く。要するに「カチッとした握り応え」が出るわけだ。スーパースポーツでは常識の方式だが、このクラスで前4ピストンラジアルというのはかなり気合いが入っている。

実際の評価はどうなのか

すでに国内メディアの試乗レポートも出ていて、ブレーキについては「レバーの重さと節度が優秀」「一般道はもちろんサーキットでもほれぼれするようなストッピングパワー」「ワンクラス上の満足感が得られる」といった評価が並んでいる。サーキット走行でも音を上げなかった、という点も報告されている。

俺の実感として言わせてもらうと、ブレーキの良し悪しは馬力よりよっぽど日常の満足度に効く。ハーレーみたいな重量級に乗っていると特に痛感するんだが、「思ったところで思った通りに止まれる」という安心感があるバイクは、街中でも峠でも疲れ方がまるで違う。逆に、握った量に対して効きが読めないブレーキは、ずっと神経を使い続けることになる。

そういう意味で、価格を上げずにブレーキを上級化してきた今回のアップデートは、地味に見えて実は超実用的な進化だと俺は評価している。カタログのパワーは変わっていないから「マイナーチェンジでしょ?」と流されがちだが、乗ればいちばん違いが分かる部分に手を入れてきた、というのが正しい理解だ。

スーパーモトABSも見逃せない

あわせて覚えておきたいのが「スーパーモトABS」だ。これはリアブレーキのABSだけを解除できるモードで、あえてリアを滑らせるような走り方をしたいとき用の機能だ。公道でむやみに使う機能ではないが、閉鎖路やサーキットで遊べる余地が残されているのは、DUKEというキャラクターらしくて好感が持てる。

旧型(2024〜2025年モデル)との違いを比較

「じゃあ旧型を安く買ったほうが得なんじゃないの?」という疑問が湧くはずだ。ここを整理しておこう。

年式ごとの変遷

  • 2024年モデル:エンジン(LC4c)、シャシー、スタイリングを全面刷新した大変革の年。実質的な「現行世代の始まり」がここ
  • 2025年モデル:シートカラーをオレンジからブラックに変更。価格・装備は据え置き(82万9000円)
  • 2026年モデル:自社開発WPブレーキシステムを新採用。価格は引き続き82万9000円で据え置き

差分の考え方

つまり、エンジンと車体そのものは2024年モデル以降ずっと共通で、2026年モデルの実質的な上乗せ分は「前後ブレーキ一式」ということになる。

ここで冷静に考えてほしい。もし旧型を買ってから前後のブレーキを社外品でグレードアップしようとしたら、キャリパー・ディスク・工賃込みでいくらかかるか?ラジアルマウントの4ポットキャリパーとなれば、フロントだけでもそれなりの出費は覚悟しなきゃならん。それが新車価格そのままで最初から付いてくるわけだ。

したがって俺の結論はこうだ。

  • 新車で買うなら、迷わず2026年モデル。同じ値段でブレーキが上等なら選ばない理由がない
  • 中古で旧型が値落ちしていたら、それはそれでアリ。エンジンと車体は同じなので、価格差が大きければ十分に賢い買い物になる
  • ただし2023年以前のモデルは世代がまるごと違うので、同じ「390 DUKE」でも中身は別物。中古を検討するなら年式は必ず確認すること

398.7ccの意味|普通二輪免許で乗れるのに車検はある

バイクの免許区分と車検制度を表すイラスト

ここ、日本で390 DUKEを買う人がいちばん誤解しやすいポイントなので、しっかり読んでほしい。

免許は「普通二輪」でOK

道路交通法上の免許区分は排気量400cc以下=普通二輪免許(いわゆる中型)だ。390 DUKEの排気量は398.7cc。ギリギリ400ccを下回っているので、普通二輪免許で乗れる。大型二輪免許は必要ない。

これは相当おいしい話だ。45PSという出力は、かつての400ccネイキッド全盛期と比べても十分すぎるほどで、車重165kgと組み合わせればパワーウェイトレシオはかなり優秀な部類に入る。「大型免許はまだ取っていないけど、本気で走れるバイクが欲しい」という人にとって、これほど分かりやすい答えは少ない。

ちなみに、そのうち大型に乗りたくなった人向けの費用感は大型バイク免許の費用と期間は?所持免許別の相場から一発試験まで徹底解説でまとめてあるので、あわせて読んでみてくれ。

でも車検は「ある」

一方で、道路運送車両法上は250ccを超えると「小型二輪自動車」に分類され、車検(継続検査)が義務になる。398.7ccは当然250cc超なので、390 DUKEには車検がある

ここを勘違いして「400cc以下だから車検なしでしょ?」と思い込んだまま契約してしまう人が、毎年一定数いる。車検の区切りは250ccであって400ccじゃない。この一線は絶対に覚えておいてくれ。

免許と車検の境目まとめ

  • 〜125cc:原付二種。車検なし。免許は小型限定普通二輪以上
  • 126〜250cc:軽二輪。車検なし。免許は普通二輪以上
  • 251〜400cc:小型二輪。車検あり。免許は普通二輪以上 ← 390 DUKEはここ
  • 401cc〜:小型二輪。車検あり。免許は大型二輪

つまり390 DUKEは「免許のハードルは低いが、維持のルールは大型と同じ」という位置づけ。ここを納得したうえで買えば、後から「聞いてないぞ」となることはない。

390 DUKEの年間維持費シミュレーション

バイクの年間維持費の内訳を表すイラスト

じゃあ実際、年間いくらかかるのか。バイク選びで一番大事なのに一番曖昧にされがちなところを、具体的に見ていこう。

固定でかかる費用

  • 軽自動車税(種別割):250cc超のため年6,000円。毎年4月1日時点の所有者に課税され、5月頃に納付書が届く
  • 自賠責保険:250cc超・24ヶ月契約で8,760円(2026年7月時点)。年あたりに直すと約4,380円。なお2026年11月から251cc以上の24ヶ月契約が約880円値上げされる見込みと報じられているので、更新時期の人は頭に入れておこう
  • 重量税:検査対象二輪車は新規登録時(3年分)5,700円、継続車検時(2年分)3,800円が目安。年あたり約1,900円
  • 任意保険:年齢・等級・補償内容で大きく変わるため一概には言えない。相場観はバイクの任意保険はいくら?相場と選び方を排気量・年齢別に徹底解説で排気量別・年齢別に整理してあるので、そちらを見て自分の条件で試算してほしい

車検にかかる費用

390 DUKEは新車登録から3年後に初回車検、その後は2年ごとだ。実際にかかる額は、どこに出すか(ディーラー・整備工場・ユーザー車検)と消耗品の交換有無で大きく変わる。オーナーが公開している事例では、部品代・油脂類・検査手数料・重量税・自賠責を含めて初回車検の総額が7万円弱だったという報告もある(個人の実績値なので、あくまで一例として見てくれ)。

車検費用の内訳や、ユーザー車検で安く抑えるコツについては【2026年最新】バイクの車検費用はいくら?相場の内訳とユーザー車検で安く抑えるコツを徹底解説で徹底的に分解してあるので、車検デビュー前に読んでおくと確実に得をする。

走れば走るほどかかる費用

  • ガソリン代:オーナーの実走報告では通勤・ツーリングで30km/L超、高速の一定速巡航では40km/L近い数値も出ているという。単気筒の強みがモロに出る部分だ。15Lタンクと組み合わせれば、実質的な航続距離は400km級も狙える
  • エンジンオイル:単気筒はピストン1発あたりの負担が大きいので、オイル管理はサボらないほうがいい。走行距離や使い方に応じて定期交換を
  • タイヤ:前110/70-17、後150/60-17。極端に特殊なサイズではないので選択肢は豊富だが、スポーツ寄りの銘柄を履かせるならそれなりの出費になる
  • ブレーキパッド:新型はWP製の新設計キャリパーなので、当面は純正指定パッドでの交換が基本線になる。社外品の選択肢が出揃うまでは少し時間がかかるかもしれない
  • チェーン・スプロケット:スポーツ走行が多いほど消耗は早い

ざっくり年間コストの目安

年間3,000〜5,000km程度乗る一般的な使い方で、税金・自賠責・車検の積み立て・ガソリン・消耗品を足していくと、任意保険を除いて年間おおよそ7〜12万円前後というのが現実的な線だ。ここに任意保険が乗る。これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれだが、大型並みの装備と走りが手に入ることを考えれば、俺はかなり良心的だと思っている。

なお、日常のメンテをどのくらいの頻度でやればいいのか分からないという人は、バイクメンテナンス、初心者はどのくらいの頻度でやるべき?点検項目・費用を完全ガイドを先に読んでおくと、余計な出費を防げるぞ。

ライバル比較|CB400SF E-Clutch・Z650S・Ninja ZX-25Rとどう違う?

390 DUKEを検討する人が、同時に天秤にかけるであろう車種と比べてみよう。

vs ホンダ CB400 SUPER FOUR E-Clutch(直4の復活枠)

約4年ぶりに復活した直列4気筒の400ccだ。方向性はまるで違う。CB400SFは「4気筒の回転フィールと質感」を味わうバイク、390 DUKEは「軽さと過激さ」を楽しむバイクだ。エンジンの気筒数が違えば、乗り味も維持の手間も価格も変わってくる。回して気持ちいい直4サウンドが欲しいならCB400SF、峠や街中でヒラヒラ振り回したいなら390 DUKE。詳しくは【新型】CB400 SUPER FOUR E-Clutchを徹底解説!約4年ぶりの直4復活のスペック・価格・旧型との違いまとめで比較してみてくれ。

vs カワサキ Z650S(ミドルツイン枠)

650ccの並列2気筒で、こちらは大型二輪免許が必要になる。トルクの余裕と高速巡航の安定感では当然Z650Sに分がある。一方で車重や取り回しの軽さ、そして「普通二輪免許で乗れる」という一点では390 DUKEが有利だ。免許の状況次第で答えが変わる比較と言える。Z650Sの詳細は【新型】カワサキ Z650S を徹底解説!日本初導入スペック・価格・Z650との違いまとめにまとめてある。

vs カワサキ Ninja ZX-25R(4気筒250枠)

250ccで4気筒という世界唯一の変わり種。高回転まで回し切る快感は唯一無二だが、実用回転域のトルクでは400ccの単気筒に敵わない。さらにZX-25Rは250ccなので車検がないという決定的な差がある。「維持費を1円でも抑えたい」ならZX-25R、「日常域のトルクとブレーキ性能を取る」なら390 DUKE、という住み分けだ。

vs 兄貴分のKTM 790 DUKE

同じDUKEファミリーの上位モデルもある。790 DUKEは並列2気筒の大型で、パワーも価格も一段上。将来的にステップアップ先として意識しておくと、KTMというブランドの中で乗り継いでいく楽しみ方もできる。上位モデルの中身は【新型】KTM 790 DUKE(2027年モデル)を徹底解説!スペック・価格・旧型との違い・維持費まとめでチェックしてみてくれ。

どんなライダーに向いている?タイプ別おすすめ度

◎ ドンピシャで刺さる人

  • 普通二輪免許のまま、本気で走れる一台が欲しい人。これ以上ないくらい適任だ
  • ワインディングや街中でヒラヒラ走りたい人。1,357mmの短いホイールベースは日本の道に最適解と言っていい
  • 大型に乗っていて「軽いバイクの楽しさ」を思い出したい人。俺みたいに重量級に乗っている人ほど、165kgの身軽さに驚くはずだ
  • 電子制御をフルに味わいたい人。この価格でコーナリングMTCとTFTメーターが付くのは贅沢そのもの

△ よく考えたほうがいい人

  • タンデム(2人乗り)が主目的の人。シート形状も車体もソロ走行重視のパッケージだ
  • 長距離の高速巡航がメインの人。単気筒は高速の一定速巡航で振動を感じやすく、カウルもないので風の直撃も受ける
  • とにかく維持費を最小にしたい人。車検がある以上、250cc以下には勝てない
  • 身長がかなり低めの人。シート高820mmは万人向けとは言い難い。ただし車体が細く軽いので、数字ほど厳しくないという声もある。必ず現車にまたがって確認してほしい

購入前チェックリストと注意点

契約書にハンコを押す前に、この項目を一つずつ潰しておこう。

  • 足つきを実車で確認したか:シート高820mmは数字だけで判断せず、必ずまたがること。装備の厚いブーツを履いた状態で確かめるとより現実的だ
  • 車検がある排気量だと理解しているか:398.7cc=車検あり。3年後・以降2年ごとの費用を家計に織り込んでおく
  • 近所に見てもらえる店があるか:輸入車は正規ディーラーのネットワークが国産ほど密ではない。自宅や職場から通える距離に整備を任せられる店があるかは、購入前に必ず調べておくべきだ。ここを軽視すると後々いちばん苦労する
  • 保証の条件を確認したか:最長4年の保証には条件が付く。何が対象で何が対象外か、購入時にディーラーへ具体的に確認しておこう
  • 任意保険の見積もりを取ったか:契約前に見積もりを取り、年間の総額をつかんでおく
  • 盗難対策を用意したか:軽量で人気のある輸入車は、残念ながら盗難のターゲットになりやすい。バイク盗難対策グッズおすすめ11選!プロが教える最強の組み合わせ方で紹介している通り、ロックは1個じゃなく組み合わせて使うのが鉄則だ
  • 納車時期を確認したか:発売直後は人気カラーから枯れていくことが多い。カラーにこだわりがあるなら早めに動くこと
  • 初回点検の予定を押さえたか:新車は初期馴染みが出る時期の点検が肝心。納車時に日程まで決めてしまうのが賢い

それともう一つ、安全面の話をさせてくれ。45PSで165kgというのは、数字以上に鋭い加速をするということだ。ライドモードのSTREETやRAINを賢く使って、車体に慣れるまでは無理をしないこと。電子制御は転倒を防ぐ魔法じゃなく、あくまで最後の保険だ。過信は禁物だぜ。

YouTube・SNSでの評判と注目されている切り口

ゴリライダーはブログだけじゃなく動画のほうでも活動しているんで、SNS側の空気も調べてみた。

YouTubeでは、390 DUKEは日本語の試乗インプレ動画が非常に多い定番ネタになっている。モデルチェンジのたびに複数のチャンネルがこぞってインプレを上げる状況だ。特に伸びている切り口を見ていくと、こんな傾向がある。

  • 「国産バイクを脅かす存在」といったコスパ・国産比較の切り口
  • 「がっかりするポイントがない」といった率直な評価を打ち出す切り口
  • 女性ライダーや小柄なライダーによる足つき・取り回しの実演レビュー

要するに、カタログスペックの読み上げより「実際に乗ってどうなのか」を見せるフォーマットが強い。だからこの記事でも、ブレーキの体感差・足つき・国産ライバルとのコスパ比較を厚めに扱った。

Instagram・TikTokについても調べてみたが、正直に書くと日本語圏の具体的なトレンドを示す確かな情報は見つけられなかった。TikTokの「#duke390」タグには10万件を超える投稿があるとされるが、併用されているタグを見るとインド市場を中心とした海外ユーザーの投稿が大半のようだ。裏が取れないことを「日本でも流行っている」と書くのは俺の流儀じゃないので、ここは正直に「分からなかった」と記しておく。ただ、世界規模で見れば熱狂的なユーザーコミュニティを持つモデルであることは間違いない。

よくある質問(FAQ)

Q1. 390 DUKEは普通二輪免許で乗れますか?

A. 乗れる。排気量は398.7ccで400cc以下なので、道路交通法上は普通二輪免許(中型)の範囲だ。大型二輪免許は不要。ただし後述の通り車検はある。

Q2. 車検は必要ですか?費用はどのくらい?

A. 必要だ。道路運送車両法では250ccを超えると車検の対象になるため、398.7ccの390 DUKEには車検義務がある。新車登録から3年後に初回、以降は2年ごと。費用は依頼先と交換部品次第で大きく変わるが、オーナーの公開事例では初回車検の総額が7万円弱だったケースがある。詳しい内訳はバイクの車検費用の解説記事を参照してくれ。

Q3. 2025年モデルとの違いはブレーキだけですか?

A. 公表されている主な変更点は自社開発WPブレーキシステムの採用だ。エンジン・シャシー・スタイリングは2024年モデルで刷新された仕様を継承しており、価格も82万9000円で据え置かれている。

Q4. 単気筒の振動は気になりませんか?

A. 現代の単気筒はバランサーの熟成が進んでいて、かつてのような「痺れる」振動とは別物になっている。とはいえ多気筒と比べれば振動があるのは事実で、特に高速道路の一定速巡航では感じやすい。街乗りとワインディング中心なら、むしろ鼓動感として楽しめる範囲だと思っていい。試乗できるなら高速域まで確認できるとベストだ。

Q5. 燃費はどのくらい走りますか?

A. オーナーの実走報告では通勤やツーリングで30km/L超、高速の一定速巡航では40km/L近い数値も出ているという。もちろん乗り方や条件で変わるので目安として捉えてほしいが、15Lタンクと合わせれば給油の頻度はかなり少なくて済む部類だ。

Q6. 初めての一台としてどうですか?

A. 装備の充実度と軽さを考えれば十分に候補になる。ただし45PSは免許取り立ての人には決して大人しくない出力だ。ライドモードのRAINやSTREETを活用し、慣れるまで無理をしない前提なら、長く付き合える良い相棒になるはずだ。

Q7. 輸入車ですが、部品供給や整備は大丈夫ですか?

A. 125〜400ccクラスのKTMは世界的に販売台数が多く、正規ディーラー網も国内に展開されている。とはいえ国産車ほど「どこの店でも見てもらえる」わけではないのが実情だ。購入前に、通える範囲で整備を任せられる店があるかを必ず確認しておくこと。ここさえ押さえておけば、過度に心配する必要はない。

まとめ|390 DUKEは「普通二輪免許で買える贅沢」だ

最後にポイントを整理しておこう。

  • KTM 390 DUKEの2026年モデルは82万9000円(税込)・2026年7月発売で発表された
  • 最大の変更点は自社開発の新型WPブレーキシステム(フロント320mm+WP FCR4 4ピストンラジアル、リア240mm+WP RCF4)
  • 価格は2025年モデルから据え置き。中身が上がって値段が変わらないのは今どき貴重だ
  • エンジンは398.7cc水冷単気筒で45PS/39Nm、車重165kg、シート高820mm、タンク約15L
  • 普通二輪免許で乗れるが、車検はある。ここを勘違いしないこと
  • 電子制御はコーナリングMTC、ライドモード3種、スーパーモトABS、ローンチコントロール、5インチTFTと大型顔負けの充実ぶり

俺自身は普段ハーレーやCBR1100XXみたいな大排気量に乗っているが、だからこそ言える。軽いバイクには、重いバイクでは絶対に味わえない楽しさがある。曲がりたい方向に体を預けただけで素直に向きが変わる感覚は、何度味わっても気持ちいいもんだ。

そこに「価格そのままでブレーキが上級化」というニュースが乗ってきた2026年モデル。普通二輪免許のまま本気のスポーツバイクを手に入れたい人にとって、これは真剣に検討する価値のある一台だ。

気になった人は、まず販売店で実車にまたがってみてくれ。数字を見て悩むより、その一歩のほうがよっぽど早く答えが出るぞ。それじゃあ、安全運転で楽しいバイクライフを!

参考にした情報源

この記事の数値・仕様は、以下の一次情報およびバイク専門メディアの報道をもとに作成しています。最新の情報は各リンク先でご確認ください。

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