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バイクの譲渡証明書の書き方|記載例で見る欄ごとの書き方と、買取店に売るとき自分で書く欄

バイクの譲渡証明書の書き方|記載例で見る欄ごとの書き方と、買取店に売るとき自分で書く欄

バイクを売る・譲るときに出てくる「譲渡証明書」。1枚の紙だが、欄を間違えると名義変更が止まりそうで手が止まる。先に要点を3つ書いておく。

  • 125ccを超えるバイクは、国の様式(第21号様式)を使う。関東運輸局の記載例には、二輪車は押印の必要がないこと(ただしローン会社等によっては必要な場合があること)、二輪車の住所・氏名は「現在の」ものを書くことが注記されている。
  • 125cc以下の原付は、市区町村ごとに様式や必要事項が違う。たとえば吹田市は、標識番号・車名・車台番号・排気量と、旧所有者・新所有者の住所と氏名などが入っていれば様式を問わないとしている。旧所有者の欄は本人が書くよう求める市がある。
  • 買取店に売るなら、新所有者の欄と日付の書き方は店に聞く。KATIXは名義変更の手続き等は業者が代行するとし、ほかに要るものは売却が決まったあとに業者の指示に従うよう案内している。

ここから、どの様式を使うかの見分け方、欄ごとの書き方、買取店に売るときに自分で書く欄と店に確かめる欄を順に並べる。内容は2026年9月26日に各公式ページと様式で確かめたもので、窓口や買取店によって違い、変わることもある。

目次

まず確かめる:排気量で様式が違う

譲渡証明書は、バイクの排気量で出す先が違い、様式も違う。

排気量 名義の手続きの窓口 譲渡証明書の様式
125cc以下(原付) 市区町村の役所 市区町村が用意する様式(市によって違う。必要事項が入っていれば様式を問わない市もある)
125cc超〜250cc以下(軽二輪) 運輸支局等 第21号様式(運輸局のページで入手できる)
251cc以上(小型二輪) 運輸支局等 第21号様式(同上)

国土交通省の名義変更の必要書類のページでは、軽二輪の欄に譲渡証明書があり、所有者の変更がある場合に限って要るとされている。小型二輪の欄でも、所有者(名義)変更の場合の書類として譲渡証明書が挙がっている。

譲渡証明書のほかに売るときに何を用意するかは、バイクを売るときの必要書類の記事に排気量別でまとめてある。この記事では、譲渡証明書1枚の書き方だけを扱う。

125cc超のバイク:第21号様式を欄ごとに書く

関東運輸局の各種様式のページには、譲渡証明書(第21号様式)と、その記載例が置かれている。様式は自動車用の1枚で、記載例の中に「二輪車については」で始まる注記が2か所ある。欄ごとに並べると次のようになる。

欄 何を書くか(記載例の注記から)
車名・型式・車台番号・原動機の型式 車検証に書かれている内容を、そのとおりに写す
譲渡年月日 譲り渡した年月日
譲渡人及び譲受人の氏名又は名称及び住所(上段) 譲渡人=旧所有者(売る人)。二輪車は現在の住所と氏名を書く(法人は法人名と代表者名)
同(下段) 譲受人=新所有者(買う人)。押印の必要はない
譲渡人印 二輪車は押印の必要なし。ただしローン会社等によっては押印が必要な場合がある
備考 型式の変更等があった場合に、その旨を書く

記載例のもともとの指示は、譲渡人の欄に印鑑証明書に書かれた住所・氏名を書き、実印を押すというものだ。二輪車については、この2点に上の注記が付いている。国土交通省の必要書類のページでも、登録車の欄では譲渡証明書に実印の押印と印鑑証明書が求められている一方、軽二輪・小型二輪の欄には押印の注記が無い。

記載例には、書くときの注意も書かれている。

  • ボールペンなど消せない筆記用具を使い、間違えないように書く(印刷やゴム印を使ってもよい)
  • 様式はA4用紙の左半分に印刷されている。右半分は空白だが、切り取らずにA4のまま出す

車台番号の場所は、KATIXのよくある質問(そこでは「車体番号」と呼んでいる)にも説明がある。車検証(軽自動車届出済証・標識交付証明書/廃車証明書)に記載があり、多くの車体ではフレームのネック部分にも刻印がある、としている。

ここからは筆者の読み方です。写す元は、軽二輪なら軽自動車届出済証、小型二輪なら車検証になる。書類の番号と車体の刻印が同じかを一度見比べてから写すと、書き写しの誤りに気づきやすい。

書き損じたときの直し方(訂正印で直してよいか、書き直すか)は、記載例には書かれていなかった。書き損じたら、自己流で直す前に、出す先の窓口や買取店に確かめてほしい。

125cc以下(原付):市区町村ごとに様式や必要事項が違う

原付の譲渡証明書は、国の第21号様式ではなく、市区町村の案内に沿って用意する。様式や書く欄は市によって違い、様式を指定しない市もある。ここでは吹田市・刈谷市・川崎市の案内と様式を見る。

吹田市は、次の内容が入っていれば様式の指定はないとしている。

  • 車両について:車名、車台番号、排気量(または定格出力)、それに標識番号(ナンバー)
  • 売る側について:住所・氏名と電話番号。この欄は旧所有者が自分で書く
  • 買う側について:住所と氏名(法人なら所在地と名称)

吹田市の書式例には、個人の場合は氏名欄を譲渡人が手書きするよう注記がある。

刈谷市は、車名・車台番号・排気量などを標識交付証明書や廃車証明書などで確かめて書くよう案内している。同市の譲渡証明書(兼記入例)には、譲渡する本人が必ず自分で記入するよう書かれている。また、廃車証明書(廃車申告受付書)の一部に譲渡証明書が付いている市町村もあり、その場合はそちらを使ってもかまわない、とも案内している。

原付の様式には、最高出力などを書く欄があるものもある。刈谷市の記入例には、最高出力の欄があり、書くのは新基準原付のとき、と注記されている(新基準原付は、総排気量が0.125L以下で、かつ最高出力が4.0kW以下のもの)。川崎市の譲渡証明書(販売証明書)には、型式認定番号や最高出力などの欄と、第一種・第二種などの区分を選ぶ欄がある。備考には、軽自動車税の申告の対象になる車両の種別を判定するための情報を、譲渡者または販売者が書いて譲受者・買取者に渡すもの、と説明がある。

ここからは筆者の読み方です。原付は市区町村ごとに様式が違い、欄の数も違う。名義変更の手続きをするのは買った側なので、買った側が使う市区町村の様式や、買取店が用意した様式があれば、それを使うのが手戻りが少ない。自分で様式を選ぶ前に、渡す相手に聞いておきたい。

原付を譲るときに廃車を先にするかどうか(廃車してから譲る/ナンバーを付けたまま譲る)は、必要書類の記事の原付の節に横浜市の案内でまとめてある。

買取店に売るとき:自分で書く欄と、店に確かめる欄

買取店に売るときは、どこまでを自分で書き、どこを店に任せるかが気になる。KATIXのよくある質問は、売るときに要る書類として車検証(軽自動車届出済証、標識交付証明書)・自賠責の証書・所有者の身分証明書(免許証など)を挙げ、名義変更の手続き等は業者が代行するとしている。そのほかに要るものは、売却が決まったあとに業者の指示に従うよう案内している。

上の様式と記載例に、この案内を重ねて整理すると次のようになる。表の「店に確かめる」は筆者の整理で、公式の記載例がそう分けているわけではない。

欄 誰が書くか 根拠・メモ
譲渡人(売る人)の住所・氏名 自分で書く 二輪車は現在の住所・氏名(関東運輸局の記載例)。原付は旧所有者本人が書く・手書きとする市がある(刈谷市・吹田市)
車名・車台番号など車両の欄 自分で書く 書類から写す。原付では、刈谷市の様式が譲渡する本人の記入を求めている。二輪の記載例は、この欄を誰が書くかまでは分けていない
譲渡人の押印 店に確かめる 二輪車は押印の必要なし。ただしローン会社等によっては必要な場合がある(記載例)
譲受人(買う人)の住所・氏名 店に確かめる 新所有者は売る相手の側になる。どう書くか・空けておくかは公式の記載例には書かれていない
譲渡年月日 店に確かめる 引き渡しの日を書くのか、店の指示の日付かを聞く

ここからは筆者の読み方です。表の下の3行は、公式の様式と記載例だけでは決められない。空欄のまま渡してよいか、何日を書くかを自分で決めず、引き取りの日取りを決めるときに「譲渡証明書はどこまで書いておけばよいか」「様式はどれを使うか」と一言聞いておくと、当日に書き直すことを避けやすい。

自分が書く人ではない場合

譲渡証明書の「譲渡人」は、書類の上の所有者だ。所有者の欄が自分でなければ、書く人も変わる。

CTNバイク一括査定を使う場合

CTNバイク一括査定は、公式ページで売却までの流れを、申し込み・価格の提示・必要書類の送付・入金の4つのステップで示している。必要書類など分からない点は、カスタマーサポートが準備から売却まで手伝う、と書かれている。譲渡証明書の書き方で迷ったら、書類を送る前にサポートに聞ける形だ。

まとめ

  • 125cc超のバイクは第21号様式。関東運輸局の記載例では、二輪車は押印の必要がなく(ローン会社等によっては必要な場合がある)、譲渡人の欄には現在の住所・氏名を書く。
  • 車名・型式・車台番号・原動機の型式は、車検証(軽二輪は軽自動車届出済証)から写す。消せない筆記用具で書き、A4のまま出す。
  • 原付は市区町村ごとに様式や必要事項が違う(例:吹田市は、標識番号・車名・車台番号・排気量と新旧所有者の住所・氏名などが入っていれば様式を問わない)。旧所有者の欄は本人が書くよう求める市がある。
  • 買取店に売るときは、譲受人の欄・日付・押印をどうするかを店に聞く。KATIXは名義変更の手続き等を業者が代行するとしている。

KATIXの申し込みの流れはKATIXの記事、一括査定の選び方はバイク一括査定の記事にまとめてある。

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